この記事は、英検2級対策アプリ「英ピタ」を運営するLuce合同会社が書いています。自社アプリを持つ立場だからこそ、塾の良いところも、塾の選び方も正直に書きます。あなたが「わが子に合う選択」を判断できることが目的です。情報は2026年6月時点のものです。
「子どもが英検2級を受けるんだけど、塾に通わせた方がいいのかな」
これは英検2級を控えた親御さんから、とてもよく聞く悩みです。英語の試験だから専門の指導が必要なのか、でも月謝も心配、参考書だけでは不安——。
この記事では、英検2級の塾費用の現実、いつから始めるか、塾を選ぶときの見極め方、そして「塾が向く人・向かない人」の判断基準を正直に整理します。読み終えたら、「うちの子には塾が必要か、独学・アプリで十分か」を自信を持って判断できるようになります。そして「塾に月2〜4万は続かない」という家庭にも、ちゃんと受かる道があることをお伝えします。
なお、この記事で扱うのは「塾の月謝」の話です。英検2級の受験料(個人申込・従来型で9,000円・2026年度)は、塾代とは別にかかります。
(そもそも「英検2級を取る意味があるのか」から迷っている場合は、こちらで大学入試で効く場面・効かない場面を整理しています:英検2級は意味ない?と言われる理由)
先に結論を言います
塾が必要かどうかは、「状況」次第です。
| 状況 | 判断の目安 |
|---|---|
| 「一人では何をやればいいか分からない」「続けられない」「二次試験を人と練習したい」 | 塾の強制力と指導が活きる |
| 「今日やることが決まっている」「書いたものを直してもらえる手段がある」「毎日少しずつ続けられる」 | 独学・アプリで合格できる条件が揃っている |
ざっくり言えば、中学英語があやしいうちは塾の手が活きやすく、共通テストレベルの土台がある子は独学・アプリでも十分に届きます。ただし最終的な分かれ目は、英語力そのものより「道(カリキュラム・添削・フィードバック)が揃っているか」です。

英検2級の塾代は、実際いくらかかる?
まず費用の現実を整理します。ひとくちに「塾」といっても、価格帯は大きく3種類あります。
英検専用スクール・英検対策コース(集団)
英検2級に特化したスクールや、大手英会話教室の検定対策コースは:
- 目安:月1万〜3万円程度(週1〜2回・集団授業)
- 3ヶ月通えば:3万〜9万円程度
具体的な例として、日米英語学院の英検対策コースは全12回(約3ヶ月)で88,000円前後(2026年6月時点・税込)。短期集中型コースは「一次試験直前の数週間」だけ集中するものが多く、この場合は1〜4万円程度から見つかります。
大手個別指導塾で英語の授業を取る場合(高校生)
英語1科目を個別指導塾で取る場合(週2〜3コマ目安):
- 目安:月2万〜4万円程度(1対1〜1対2指導)
- 3ヶ月通えば:6万〜12万円程度(入会金別)
- ※ 入会金(1〜3万円)・教材費は別途かかることが多い
マンツーマンの英検専門指導(オンライン含む)
- 目安:月3万〜10万円以上(講師・サービスによって幅が大きい)
- 大手専門塾の場合、3ヶ月コースで10万〜30万円超のケースも存在する
比べると、こういう全体像になります:

| 手段 | 3ヶ月でかかる費用の目安 |
|---|---|
| 英検専用スクール(集団) | 3万〜9万円程度 |
| 大手個別指導塾(英語) | 6万〜15万円程度(入会金含む) |
| マンツーマン専門指導 | 9万〜30万円以上 |
| 参考書(市販)のみ | 3,000〜5,000円程度 |
| 英検2級対策アプリ(月額) | 数百〜1,000円程度/月 |
「3ヶ月塾に通う」だけで、軽く10万円前後の出費になることが多いのが現実です。ただ、「高いほど良い」わけではありません。大事なのは、わが子に足りない部分(計画・添削・人と話す練習)に、必要な分だけ払えているかどうかです。
塾といっても、形式で向き不向きがある
同じ「塾」でも、形式によって向いている子は変わります。
| 形式 | 向いているのはこんな子 |
|---|---|
| 集団スクール | 仲間がいた方が続く・標準的な対策を一通りやりたい |
| 個別指導 | つまずきを個別に見てほしい・苦手がはっきりしている |
| オンライン英会話 | 二次(面接)の「人と話す」練習を安く積みたい(月数千円程度から) |
| 家庭教師 | 自宅で1対1・進度を完全に合わせたい |
| コーチング | 自走の管理(計画・進捗)を伴走してほしい |
特に二次試験対策で「人と話す練習」だけが目的なら、英検専門塾でなくオンライン英会話で足りることも多いです。費用を抑えたい家庭は、ここを切り分けて考えると無駄が減ります。
いつから始める?(今の英語力で変わる)
「塾に入れるなら、もう遅い?」もよくある不安です。目安は今の英語力で変わります。
- 共通テストレベルの英語力がある(長文・文法に大きな穴がない)→ 3ヶ月前後を目安に、ライティングと二次の型を仕上げる
- 中学英語に不安がある→ 半年以上かけて、単語と基礎文法から積み直す方が確実
- 英検2級は従来型で年3回、S-CBTを含めると年に12回受験できます(本会場で申し込む場合)。だから「一発で受かる」より「確実に力をつけてから受ける」方が、結果的に近道です
塾に入れると決めたなら、直前に駆け込むより早く始めるほど、選べるコースも対策できる技能も増えます。
塾が向いている人の特徴(3つの条件)
正直に言います。次の3つに当てはまる場合、塾への投資は十分に値打ちがあります。
1. 一人では計画が立てられず、後回しにしてしまう
「今日何をやればいい?」が自分では決められない場合、塾の先生が週ごとに宿題を設定し、確認してくれる環境は大きな力になります。お金を払っているという事実が「やらなきゃ」という気持ちを持続させる。これは心理的な効果として本物です。
2. 二次試験(スピーキング)を実際に人と練習したい
一次試験は参考書やアプリで対策できますが、二次試験は「面接官と実際に話す」状況が本番です。英検2級の面接は約7分間。緊張に慣れるには、似た場面を繰り返し経験できる環境が有利です。オンラインも含め、「人と話す」練習を積める場には一次には代えられない強みがあります。
3. 「何かに通っている」という安心感が家庭全体に大事な場合
これは「塾のせいにできる」という意味ではありません。子どもが「どこかに通っている」という事実で親御さんが安心でき、余計な声かけが減り、子どもが勉強しやすい空気ができる——そういう効果は現実に存在します。
もし塾を選ぶなら、ここを見て選ぶ
「やっぱり塾かな」と傾いたなら、月謝の高さではなく「2級に効く中身があるか」で選んでください。利害のない立場から、見るべき5点を正直に挙げます。
- 講師が英検2級を教えた経験・英検の級を持っているか——一般的な英語指導と、英検2級に特化した指導は別物です
- ライティング(要約・意見論述)とスピーキング(二次)の対策が組まれているか——この2技能が2級の合否を分けやすいのに、文法・読解中心で止まる塾も少なくありません
- 合格実績を具体的に公表しているか——「合格者多数」ではなく、数字や生徒の声まで出しているか
- 子に合う形式か(前章の集団・個別・オンラインの表で確認)
- 体験や短期コースから試せるか——いきなり長期契約せず、子との相性を確かめてから決める
この5点で選べば、「高い塾=良い塾」という思い込みで失敗するリスクを大きく減らせます。
塾に通わせても、伸びないことがある
正直に書きます。塾はあくまで「環境と機会」です。週1回通っても、受け身で座っているだけ・出された宿題をやらない・自分で解く量が足りなければ、月10万円払っても伸びません。逆に、塾に通わずに受かる子も珍しくありません。
お金で買えるのは「迷わない道」と「直してもらえる機会」まで。実際にやり込むのは本人です。これは塾でも独学でも変わりません。だからこそ、次の章の「独学・アプリで受かる条件」は、塾に通う場合でも結局は同じことが求められます。
独学・アプリで受かる条件(3つ)
英検2級に独学で落ちる人の原因は、ほぼ2つです。
- 何をやればいいか分からない(カリキュラムがない)
- 英作文を書いても誰も直してもらえない(フィードバックがない)
この2つを解決できれば、独学でも合格できる条件が揃います。
条件1:今日やることが決まっている
単語・読解・リスニング・要約・意見論述・二次対策——どれも大事に見えて、どこから手をつけるか迷ってしまう。独学が続かない最大の原因はここです。「今日これをやる」が自動的に出てくる仕組みがあれば、この問題は消えます。
条件2:書いたものを誰かが直してくれる
英検2級のライティング(要約+意見論述)は合わせて32点満点で、試験全体の点数に大きく影響します。しかし書いても書いても「ここが違う」と教えてもらわないと伸びません。参考書に模範解答はあっても、「自分の答案のどこが悪いか」は教えてくれません。
AI添削でも、人間の添削でも、「直してもらえる環境」は必須です。
(参考:英検2級の英作文・要約は添削が必要か?対応している手段を比較)
条件3:毎日少しずつ続けられる
英検2級は、従来型で年3回、S-CBTを含めると年に12回受験できます(本会場で申し込む場合)。急いで一発合格を狙うより、「確実に力をつける」ほうが長期的には近道です。毎日の積み重ねを続けられる人——あるいは続けられる仕組みを持てる人——は、塾なしでも合格できます。それが難しいなら、週1回必ず来るという塾の強制力には明確な価値があります。
独学に必要な3つのものを揃えることはできる
「塾の代わり」に必要なものを、1つずつ見ていきます。
1. カリキュラム(今日何をやるか)
英検2級の対策には順番があります。単語と基礎固め→ライティングの型→過去問形式での実践→二次面接。この順番を自分で設計するのは難しくありませんが、「どこが今の弱点か」を客観的に把握する手段が必要です。
(参考:英検2級は独学で受かる?教材・添削・続ける環境の整え方)
2. 添削(フィードバック)
英作文の添削には選択肢があります:
- AI添削:英ピタのAI添削(要約・意見論述に対応)をはじめ、他社のAI添削サービスも複数あります
- 人間添削:サービス・塾・家庭教師
- 自己添削:公式模範解答と自分の答案を照らし合わせる
「今すぐ何度でも試せる」「費用が低い」という点で、AI添削は独学派に向いています。ただし、AI添削は「その問題に対する的確なフィードバック」には優れる一方、「本番の緊張や空気感への慣れ」は別の話です。
(参考:英検2級の英作文・要約添削はどこで受けられる?手段を比較)
3. 対策ツール(単語・読解・リスニング・面接)
単語・熟語・読解・リスニング・二次面接の練習は、複数のアプリやツールを組み合わせることで、塾と同等以上の量をこなせます。二次(面接)の「人と話す」練習だけは、アプリに加えてオンライン英会話(月数千円程度から)を併用すると、本番の緊張に慣れやすくなります。用途別の選び方は比較記事にまとめています。
(参考:英検2級おすすめアプリ比較(2026年・正直レビュー))
塾に月2〜4万は出せない——それでも「受かる道」は用意できる
ここまで読んで、「塾が向くのは分かった。でもうちは月2〜4万を何ヶ月も続けるのは厳しい」と感じた家庭もいると思います。そこで最後に、自社アプリの話をします。英ピタは、塾がやってくれること——勉強の順番を決める・毎日の量を決める・書いたものを見て直す——を、月1,980円で担うために作りました。塾のおよそ10分の1です。英検2級を受けるなら、これをやれば受かる。そう言い切れる中身を、最初から一式そろえています。
英語が分からない親でも、代わりに英ピタがこれをやります。
- 今日やることが、毎日決まって出る
読解・リスニング・要約・意見論述・語句選びなど103レッスンと単語を、その日に使える時間に合わせて出します。どこから手をつけるか、子どもが迷わない。親が横で「次は何をやるの」と見張らなくてよくなります。 - 書いたら、直し方が分かる
要約と意見論述は、レッスンで型に沿って書いた英文をAIが課の目標に沿って確かめます。本番形式の力試しでは、AIが内容・構成・語彙・文法の4観点で採点し、直し方まで示します。「どこが悪いか」が分かるので書きっぱなしになりません。親が英作文を採点できなくても、ここは任せられます。 - 覚える単語が、絞られる
1,720語が、忘れたころにまた出てきます。もう知っている語は一覧から外せます。紙の単語帳では手間がかかりすぎる管理を、アプリが代わりにやります。 - 二次面接も、同じ場所で
3コマの説明25題をイラストとお手本の音声で練習し、自分の答えを録音して聞き返せます。
塾に通わせても、通わせなくても、最後にやり込むのは本人です。そこは変わりません(前章のとおり)。でも「順番・量・添削」という道は、英ピタが責任を持って用意します。沿ってやり切れば、合格まで行けます。
料金は月額1,980円(税込)で、毎月自動更新・いつでも解約できます。最初の7日間は無料で、LINEかGoogleで登録すれば始められます(カード不要。申し込まない限り料金はかかりません)。塾に申し込む前に一度開いてみて、それから決めても遅くありません。
まとめ
- 英検2級の塾代は、英検専用スクール(集団)で月1〜3万円、個別指導で月2〜4万円以上が目安。3ヶ月で6万〜15万円以上かかることが多い(受験料9,000円は別)
- 始める時期は今の英語力次第。共通テストレベルなら3ヶ月前後、基礎が不安なら半年以上かけて積み直す
- 塾が向く人:「一人では計画が立てられない」「続けられない」「二次試験を人と練習したい」
- もし塾を選ぶなら:講師の経験・ライティング/スピーキング対策・合格実績・形式・お試しの5点で選ぶ
- 独学・アプリで受かる条件:「今日やることが決まっている」「書いたものを直してもらえる」「毎日続けられる」
- 塾に通っても、本人がやり込まなければ伸びない。鍵は「塾か独学か」より「道が揃っているか」
その「道」——順番を決める・毎日の量を出す・書いたものを直す——は、塾でも、月1,980円のアプリでも用意できます。英検2級を受けるなら、これをやれば受かる道を、まず英ピタの紹介で中身を確かめてから決めても遅くありません。