ライティング

英検2級の要約で0点になる人の3つのNG|やりがちな失敗と直し方

公開 2026.5.31 ・ 更新 2026.6.12

「文法は合っているはずなのに、要約の点が低い」——そう感じる人は、内容面のNG行動で大きく減点されている可能性が高いです。英検2級の要約は、文法や語彙が正しくても、要約として成立していないと点になりません

ここでは、内容点が0点近くまで落ちてしまう、3つの典型的な失敗を紹介します。1つでも当てはまったら、今日のうちに直しておきましょう。書き方の全体像は「英検2級 要約問題の書き方 完全ガイド」にまとめています。

英検2級 要約で0点になる3つのNGと直し方の図解。✕原文をそのままコピー→○言い換える(品詞を変える・抽象化)、✕自分の意見を書く(I think/should)→○中立に書く、✕1段落に偏る・テーマずれ→○3段落を均等に1文ずつ

NG1:原文をそのままコピーする

いちばん多く、いちばん大きく減点されるのがこれです。要約は「自分の言葉で言い換える」ことが評価されるので、原文の文をそのまま写すと、語彙の点がほとんど入りません。

やりがちな失敗(原文をほぼそのまま):

原文:Students can learn how to manage their money and how to communicate with many different people.

NG要約:Students can learn how to manage their money and how to communicate with many different people.

これでは「写しただけ」で、要約になっていません。

直し方(品詞を変える・抽象化する):

OK要約:Working teaches young people useful skills, such as managing money and communicating with others.

Studentsyoung peoplelearn how to managemanaging(動名詞)と言い換え、長い具体を短くまとめています。キーワードは残してよいので、文の形と言い回しだけ変えるのがコツです。

NG2:自分の意見を書いてしまう

要約は「文章に書かれている内容」をまとめるもので、あなたの意見を書く場所ではありません。意見論述と混同して I think を書くと、要約として成立せず、大きく減点されます。

やりがちな失敗(意見が混ざっている):

NG要約:I think school uniforms are good because they save time. Students should wear uniforms every day.

I thinkshould が入った瞬間、これは要約ではなく「意見文」になっています。

直し方(中立に、文章の立場として書く):

OK要約:School uniforms have benefits, such as saving time in the morning. However, they can also be expensive for families.

良い面・悪い面を、文章に書かれている内容としてそのまま書きます。I thinkshould を使わなければ、自分の意見と切り離せます。

NG3:1段落に偏る/テーマからずれる

3段落のうち1つだけを詳しく書き、残りを省略するのもNGです。要約は3段落を均等に拾う必要があります。また、具体例にひっぱられて、文章全体のテーマからずれるのもよくある失敗です。

やりがちな失敗(賛成側だけ詳しく、反対側がない):

NG要約:Many high school students have part-time jobs. Working teaches them useful skills, such as managing money, communicating with people, and becoming responsible. These jobs give them many good experiences.

賛成側の具体例ばかりで、反対側(第3段落)が抜けています。これだと内容点が半分以下になります。

直し方(3段落を1文ずつ・均等に):

OK要約:Many high school students have part-time jobs, and opinions about this are divided. Working can teach useful skills, such as managing money and communicating with others. However, jobs may also reduce study time and make students feel tired in class, which can lower their grades.

導入・賛成・反対を、それぞれ1文ずつ。これで3段落を均等にカバーできます。

まとめ:減点の多くは「内容」で起きる

要約の減点は、文法よりも**内容(コピー・意見・偏り)**で起きることがほとんどです。逆に言えば、この3つを避けるだけで、点数は一気に安定します。

  • 原文は必ず言い換える(NG1)
  • 自分の意見は書かない(NG2)
  • 3段落を均等に拾う(NG3)

この3つを毎回チェックする習慣をつけましょう。書き方の型・言い換えのコツ・オリジナル例文での完全再現は「英検2級 要約問題の書き方 完全ガイド」にまとめてあります。あわせて読むと、要約対策はこれで完成します。

よくある質問

要約で本当に0点になることはありますか?
あります。とくに「文章のほぼ全部を原文コピーした」「要約ではなく自分の意見を書いた」場合、内容点が大きく削られ、実質0点に近づきます。文法や語彙が正しくても、要約として成立していないと評価されないためです。
一部だけ原文と同じ表現になるのもダメですか?
短い語句が偶然一致する程度は問題ありません。減点されるのは、文や長いフレーズをそのまま写している場合です。キーワードは残してよいので、文の組み立てと言い回しを自分の言葉に変えれば大丈夫です。